地球大進化
子供のために買ったNHKのまんが版「地球大進化」の本がたまたま見えるところにあったので、この週末、何気で読書(?)を始めた。地球が46億年前に誕生してから人類が出現するまでの波乱に飛んだ地球の物語で、巨大な隕石が地球に衝突したり、全球凍結や生物95%滅亡の話があったりと地球の伝記みたいなものであった。で、偶然にもNHKで再放送やっていてそのままTVに食らいついてしまいました。
頭が地球変動になっている状態で、並行してスマトラ沖地震のニュースも見ていたので非常に恐ろしくなってきてしまった。考えてみれば、平穏な地球に我々慣れてしまっているが、いつ、大変動があっても本来おかしくないんですよね。特に今年、台風、地震など多くの災害があったのだけど、改めて、人類の無力さと地球の大きさを感じてしまいました。
昔、地球に飛んでくる巨大な隕石を避けるために南極にエンジンをつけて、地球の軌道を変える映画がありました。アルマゲドンも同じですよね。こういった非常時に人類は宇宙に脱出して新たな活路を見出すのか、それとも、工夫して地球とともに宇宙からの脅威と戦うのか?
いずれにしても、それまでにもっと日本の技術力は上げて置く必要はありそうです。せめて、日本だけで日本人を宇宙ステーションに避難させておける位の技術力は必要ですね。
ちなみに、今頃「地球大進化」を読んで、今頃、こんなこと書いているのか、って指摘されそうですが、JAXA職員でも宇宙関連の本を全て読んでいるという訳ではないです。まあ、概して職員の中に宇宙好きの人は多いのでしょうが、天文好きからSF好き、ロケットが好きな人まで、その趣向も様々で、カバーしているエリアも違います。なので、星座を知らない職員もいっぱいいます。当然といえば、当然の話ではあるんですけどね。
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コメント
あー、自分、天文関係はからきし駄目ですねー。子供のころから、どうも理学よりは工学よりな嗜好があったように思います。
投稿: kazu | 2004年12月28日 (火) 00時54分