H-IIA2022
さて、今回打ち上げるロケットは、H-IIAロケットですが、同じH-IIAでもいろいろな型式(機体名称)があります。今回の型式は、H-IIA2022型です。
形式の番号には意味があって、左のH-IIAが「H-IIAロケット」、左から4番目の2が二段式ロケット」、5番目の0が「LRB(液体ロケットブースター)の個数」、6番目の2が「SRB-A(固体ロケットブースター:左右についているやつ)の個数」、7番目の2が「SSB(固体補助ロケットブースター:手前に2つあるやつ)の数」です。
要は、今回の打上げロケットは2段式で、固体ロケットブースター2本、固体補助ロケットブースターが2本ついているH-IIAロケットということになります。
(写真上が2024、下が今回の2022 (c)RSC)
これらは、打ち上げる人工衛星の重さや軌道によってどのような編成にするか決定しています。
http://h2a.jaxa.jp/design/index_j.html#section1-1-2
ちなみにH-IIAのHは水素を燃料としていることから、水素の元素記号(H)が由来です。Aは、改訂符号のAです。
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