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2006年6月に作成された記事

2006年6月27日 (火)

SELENEシンポジウムのお知らせ

いよいよJAXAも月を目指します!

ということで、いよいよ来年に打上げを控えたSELENE(月周回衛星)で盛り上がって行きたいと思います。

で、来たる7月31日(月)10:00-17:00に経団連ホールにてSELENEシンポジウムを開催することになりました。是非、みなさん参加してください。

http://www.jsfws.info/selene_sympo/jp/

 

ちなみに'SELENE'とは、 "SELenological and ENgineering Explorer" の略です。

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2006年6月22日 (木)

子供用コントラバス

382294_thum 数日前、8分の1コントラバスの写真を掲載しましたが、比較のために10分の1コントラバスの写真も紹介します。ちなみに一緒に写っているのは、新日フィルの石田先生です。で、石田先生の持っているのは4分の3サイズのコントラバスです。

 

宇宙関連の最近の動きですが、JAXA内では次期中期計画に向けた議論が活性化しています。次期宇宙計画とは、平成20年度から24年度のJAXAの活動内容を決める重要な計画になります。その中でも私の担当は、「宇宙産業成長への貢献」です。将来宇宙産業は活性化するための施策を考えてます。なかなか良いアイデアが無く、頭を悩ましています。誰か良いアイデアがあったら、連絡下さい・・・。

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2006年6月20日 (火)

CAMUIロケット燃焼試験成功

380388_thum 昨日、無事CAMUIロケットの燃焼試験が成功しました。推力400kgのエンジンで、ものすごくきれいな燃焼でした。

ちなみにCAMUIロケットは、ハイブリッドエンジンと言って、固体燃料に液体酸素を注入して燃やす、低コストで扱いやすいエンジンを使っています。

このエンジンを用いたCAMUIロケットの本番の打上げは、北海道の大樹町から7月30日早朝の予定で、高度10kmまで到達する予定だそうです。

写真は、左が北大の永田先生、右が植松電機の植松社長です。この2人がCAMUIロケットを開発しました。

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2006年6月19日 (月)

CAMUIロケット燃焼試験

379299_thum 今日は、北海道赤平市でCAMUIロケットの燃焼試験をやってます!

いはもと拝@mobile

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2006年6月17日 (土)

8分の1コントラバス

377568_thum 今月頭に待望の8分の1コントラバスが到着しました。次男坊の練習も少しづつさまになってきました。それにしても、狭い我が家には、大きすぎます…。

いはもと拝@mobile

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2006年6月14日 (水)

宇宙クイズ:Q&A

先日の「宇宙最新情報トークショー」インターネット生配信、皆様ご参加ありがとうございました!

 

それでは、掲示板上で行ったプレゼントが当たる「宇宙クイズ」の答え合わせです。プレゼントはすでに締め切りましたが、やってみたい方はぜひどうぞ!10問以上正解でもれなくプチ宇宙博士の名誉がついてきます(笑)

 

宇宙クイズはこちらでチャレンジ

 

 

クイズの答えです

 

(Q1) 小惑星「イトカワ」の大きさはどれぐらいでしょうか?
1)兼六園と同じ500m 程度
2)金沢21 世紀美術館と同じ100m 程度
3)金沢城公園の石川門と同じ50m 程度

正解:1) 500m

 

(Q2)「イトカワ」を探査する小惑星探査機「はやぶさ」は、どんなエンジンで進むのでしょうか?
1) 馬力をつけるため、液体水素を大型エンジンで燃焼させて進む。
2) 省エネのため、電気推進エンジン(イオンエンジン)で進む。
3) 乗用車と同じように、ガソリンを燃やして進む。

正解:2) 「はやぶさ」は、地球と小惑星との往復の軌道上では電気推進が軌道変更を担います。電気推進エンジンは、推進力は極めて小さいですが、燃料効率がよいため、非常に長時間加速し続けることができるので、惑星探査のように長い距離を航行するのに適しています。


(Q3) 今、探査機「はやぶさ」は地球から大変離れたところにいます。電波(光)の速さで「はやぶさ」までの距離を移動すると、片道どれぐらいの時間がかかるでしょうか?
1)およそ1.2 秒
2)およそ120 秒
3)およそ1,200 秒

ヒント:高度600km の高さの人工衛星と通信すると電波(光)は0.002 秒で届きます。

正解:3) 1,200 秒(正確な時間は1,134 秒)


(Q4)「イトカワ」に到着した「はやぶさ」は、どのようにして土のサンプルを採集したでしょうか?

1) 小惑星に着陸してロボットアームでつかむ。
2) ローバに積み込んだシャベルで小惑星の表面を掘る。
3) 小惑星の表面に小さな玉を打ち込んで、はね返るかけらを採集する。

正解:3) 小惑星の表面に小さな玉を打ち込んで、はね返る土のかけらを採集します。非常に小さな重力しかない小惑星の表面からサンプルを採集する技術の研究では、無重力実験を含む数多くの実験が行われ、小惑星の表面に小さな玉を打ち込んで、跳ね返るかけらを採集する方法が採用されました。
 

(Q5)現在、国際平和と国際的協力で建設が進められている国際宇宙ステーション(ISS)。地上約400km の軌道を周回する大きな研究所ともいえるISS ですが、実際に完成するとどれくらいの大きさとなるでしょうか?

1) A テニスコート程度(24 メートル×11 メートル)
2) 競泳プール程度(50 メートル×25 メートル)
3) サッカー場程度(108 メートル×73 メートル)

正解:3) 幅=約108 メートル、長さ=?約73 メートルにもなり、サッカー競技場の広さとほぼ同じとなります。
 

(Q6)国際宇宙ステーション(ISS)には日本の実験モジュールも取り付けられることになっています。わが国にとって初めての有人宇宙施設となり、日本人宇宙飛行士がさまざまな実験や研究をすることになっているこの日本のモジュール、さて名前はなんでしょう?

1) のぞみ
2) きぼう
3) やぼう

正解:2) きぼう。なお、きぼうは3 回にわけて、スペースシャトルによってISS へと運ばれ、組み立てられる予定です。


(Q7) 世界三大SF 作家の一人で、ロバート・A・ハインラインの誕生日は何月何日でしょうか?
1) 1 月1 日
2) 7 月7 日
3) 12 月12 日

正解:2) 7 月7 日

 
(Q8) SF作家・ハインラインを記念して始まった 「未来への飛行コンテスト」は、30 歳未満の若手研究者たちが何を競うコンテストでしょう?
1) 手作り飛行機の飛行距離の長さを競うコンテスト
2) 宇宙開発に関する革新的な研究やビジネスプランのコンテスト
3) 垂直とびの高さを競うコンテスト

正解:2) 宇宙開発に関する革新的な研究やビジネスプラン
 

(Q9)これから来年にかけて行われる「未来への飛行コンテスト2006/2007」では、どこの地域の人を応募者の対象としているでしょうか?
1) ヨーロッパ地域
2) 中南米地域
3) アジア地域(日本を含む)

正解:3) アジア地域(日本を含む)


(Q10)初期の宇宙計画では、宇宙食は少しでも軽く小さくしなければなりませんでした。また、宇宙船の中では調理ができませんので、栄養面と衛生面が考えられた、簡単な食へ?物しか食べられませんでした。しかし、今やスペースシャトルでは、私達が?地上で普通に買っている食品と同じくらいの種類を持っていくこともあります。さて、さらにおいしくなったと言われる国際宇宙ステーション(ISS)での食事のメニューは、現在何品目ぐらいでしょうか?

1) 30 品目
2) 300 品目
3) 3,000 品目

正解:2) ISS での食事のメニューは300 品目にもなるといわれ,宇宙飛行士はその中から好きなものを選ぶことができ、地上と同じような食事ができます。なお、新鮮な野菜などもスぺースシャトルや、補給船てであるロシアのプログレスによって届けられます。ちなみに、土井宇宙飛行士は日の丸弁当を持っていきました。


(Q11)探査機PLANET-C(ぷらねっと・しー)がめざす「金星」の環境はどうなっているのでしょうか?
1) とても寒く、表面が二酸化炭素の氷に覆われている
2) 気温460 度、硫酸(りゅうさん)の雲が浮かぶ灼熱(しゃくねつ)世界
3) 青い空、青い海、たくさんの生き物が生息する

正解:2)
 

(Q12)「太陽発電衛星」で発電された電気は、どうやって地球に送られるのでしょうか?
1) マイクロ波で地上に送る
2) 地上までとどく長い電線で送る
3) 衛星が電気をたくわえて地上にもどってくる

 

正解:1) 「太陽発電衛星」は、太陽光エネルギーをマイクロ波に変換して、地表に向けてエネルギーを送電します。それを地表に並べたアンテナで受信して、再び直流電力に変換します。

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2006年6月11日 (日)

只今、宇宙最新トークショー準備中

今日は、第25回ISTS(宇宙技術および科学の国際シンポジウム)宇宙展示会の会場に来ています。

今日の11時からの配信に向け、今、準備をしているところです。展示会場には、H-IIAロケットのエンジンや、はやぶさの実物大模型、CAMUIロケットの実物などが展示してあり、会場は賑わっています。

今日の配信は、宇宙技術の最先端を知る4人のゲストを招いてお話を聞きます。また、JAXAのミッキーによる「おもしろ宇宙実験室」もありますので、お楽しみに!

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2006年6月10日 (土)

京都産学官連携推進会議

371481_thum 今日は、京都で展示してます。

いはもと拝@mobile

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2006年6月 9日 (金)

宇宙最新情報トークショー in 金沢

さて、金沢でのインターネット配信、「宇宙最新情報トークショー」が迫ってまいりました。いよいよ明後日、6月11日(日)11:00~です。

http://mycasty.jp/jaxa/html/2006-06/06-01-389377.html

今回は、「はやぶさ」の最新情報から「人工オパールの作り方」まで、宇宙の最新情報を現場の研究者が直にお話をしてくれます。当然、インターネットからの書き込みで直接研究者に質問もできます。

また、大好評、JAXAのミッキーこと小口美津夫さんの「おもしろ宇宙実験室」もありますので、皆さんお見逃しなく!

 

370809_thum 個人的には、生まれて初めて金沢に行くので、とっても楽しみにしています。ちなみにいつも「ひかり荘」の宇宙配信を面倒見てくれているcasTY宇宙プロデューサーH瀬さんは、金沢出身なのに今回に限り別の現場に行ってしまいました。残念!

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2006年6月 6日 (火)

金沢からの配信など

久々のひかり荘の配信が決まりました。6月11日(日)に金沢からお送りします。

http://mycasty.jp/jaxa/html/2006-06/06-01-389377.html

現在、金沢市では、「第25回宇宙技術および科学の国際シンポジウム(ISTS)」が開催されていてこれに合わせての配信になります。

前回やったのが、M-Vによる「あかり」の打上げなので、2月です。実に4ヶ月ぶりの配信です。

 

最近、打上げが無いので、あんまり宇宙がメディアに出てこないのですが、この時期は予算要求作業があり、来年度の計画を議論しています。また、政府与党で宇宙基本法の議論も盛んになっています。さらにJAXAのこの先5年間の活動目標を決める中期計画の策定準備も始まっています。

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