宇宙クイズ:Q&A
先日の「宇宙最新情報トークショー」インターネット生配信、皆様ご参加ありがとうございました!
それでは、掲示板上で行ったプレゼントが当たる「宇宙クイズ」の答え合わせです。プレゼントはすでに締め切りましたが、やってみたい方はぜひどうぞ!10問以上正解でもれなくプチ宇宙博士の名誉がついてきます(笑)
宇宙クイズはこちらでチャレンジ
クイズの答えです
(Q1) 小惑星「イトカワ」の大きさはどれぐらいでしょうか?
1)兼六園と同じ500m 程度
2)金沢21 世紀美術館と同じ100m 程度
3)金沢城公園の石川門と同じ50m 程度
正解:1) 500m
(Q2)「イトカワ」を探査する小惑星探査機「はやぶさ」は、どんなエンジンで進むのでしょうか?
1) 馬力をつけるため、液体水素を大型エンジンで燃焼させて進む。
2) 省エネのため、電気推進エンジン(イオンエンジン)で進む。
3) 乗用車と同じように、ガソリンを燃やして進む。
正解:2) 「はやぶさ」は、地球と小惑星との往復の軌道上では電気推進が軌道変更を担います。電気推進エンジンは、推進力は極めて小さいですが、燃料効率がよいため、非常に長時間加速し続けることができるので、惑星探査のように長い距離を航行するのに適しています。
(Q3) 今、探査機「はやぶさ」は地球から大変離れたところにいます。電波(光)の速さで「はやぶさ」までの距離を移動すると、片道どれぐらいの時間がかかるでしょうか?
1)およそ1.2 秒
2)およそ120 秒
3)およそ1,200 秒
ヒント:高度600km の高さの人工衛星と通信すると電波(光)は0.002 秒で届きます。
正解:3) 1,200 秒(正確な時間は1,134 秒)
(Q4)「イトカワ」に到着した「はやぶさ」は、どのようにして土のサンプルを採集したでしょうか?
1) 小惑星に着陸してロボットアームでつかむ。
2) ローバに積み込んだシャベルで小惑星の表面を掘る。
3) 小惑星の表面に小さな玉を打ち込んで、はね返るかけらを採集する。
正解:3) 小惑星の表面に小さな玉を打ち込んで、はね返る土のかけらを採集します。非常に小さな重力しかない小惑星の表面からサンプルを採集する技術の研究では、無重力実験を含む数多くの実験が行われ、小惑星の表面に小さな玉を打ち込んで、跳ね返るかけらを採集する方法が採用されました。
(Q5)現在、国際平和と国際的協力で建設が進められている国際宇宙ステーション(ISS)。地上約400km の軌道を周回する大きな研究所ともいえるISS ですが、実際に完成するとどれくらいの大きさとなるでしょうか?
1) A テニスコート程度(24 メートル×11 メートル)
2) 競泳プール程度(50 メートル×25 メートル)
3) サッカー場程度(108 メートル×73 メートル)
正解:3) 幅=約108 メートル、長さ=?約73 メートルにもなり、サッカー競技場の広さとほぼ同じとなります。
(Q6)国際宇宙ステーション(ISS)には日本の実験モジュールも取り付けられることになっています。わが国にとって初めての有人宇宙施設となり、日本人宇宙飛行士がさまざまな実験や研究をすることになっているこの日本のモジュール、さて名前はなんでしょう?
1) のぞみ
2) きぼう
3) やぼう
正解:2) きぼう。なお、きぼうは3 回にわけて、スペースシャトルによってISS へと運ばれ、組み立てられる予定です。
(Q7) 世界三大SF 作家の一人で、ロバート・A・ハインラインの誕生日は何月何日でしょうか?
1) 1 月1 日
2) 7 月7 日
3) 12 月12 日
正解:2) 7 月7 日
(Q8) SF作家・ハインラインを記念して始まった 「未来への飛行コンテスト」は、30 歳未満の若手研究者たちが何を競うコンテストでしょう?
1) 手作り飛行機の飛行距離の長さを競うコンテスト
2) 宇宙開発に関する革新的な研究やビジネスプランのコンテスト
3) 垂直とびの高さを競うコンテスト
正解:2) 宇宙開発に関する革新的な研究やビジネスプラン
(Q9)これから来年にかけて行われる「未来への飛行コンテスト2006/2007」では、どこの地域の人を応募者の対象としているでしょうか?
1) ヨーロッパ地域
2) 中南米地域
3) アジア地域(日本を含む)
正解:3) アジア地域(日本を含む)
(Q10)初期の宇宙計画では、宇宙食は少しでも軽く小さくしなければなりませんでした。また、宇宙船の中では調理ができませんので、栄養面と衛生面が考えられた、簡単な食へ?物しか食べられませんでした。しかし、今やスペースシャトルでは、私達が?地上で普通に買っている食品と同じくらいの種類を持っていくこともあります。さて、さらにおいしくなったと言われる国際宇宙ステーション(ISS)での食事のメニューは、現在何品目ぐらいでしょうか?
1) 30 品目
2) 300 品目
3) 3,000 品目
正解:2) ISS での食事のメニューは300 品目にもなるといわれ,宇宙飛行士はその中から好きなものを選ぶことができ、地上と同じような食事ができます。なお、新鮮な野菜などもスぺースシャトルや、補給船てであるロシアのプログレスによって届けられます。ちなみに、土井宇宙飛行士は日の丸弁当を持っていきました。
(Q11)探査機PLANET-C(ぷらねっと・しー)がめざす「金星」の環境はどうなっているのでしょうか?
1) とても寒く、表面が二酸化炭素の氷に覆われている
2) 気温460 度、硫酸(りゅうさん)の雲が浮かぶ灼熱(しゃくねつ)世界
3) 青い空、青い海、たくさんの生き物が生息する
正解:2)
(Q12)「太陽発電衛星」で発電された電気は、どうやって地球に送られるのでしょうか?
1) マイクロ波で地上に送る
2) 地上までとどく長い電線で送る
3) 衛星が電気をたくわえて地上にもどってくる
正解:1) 「太陽発電衛星」は、太陽光エネルギーをマイクロ波に変換して、地表に向けてエネルギーを送電します。それを地表に並べたアンテナで受信して、再び直流電力に変換します。
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コメント
全問正解おめでとうございます。未来への飛行コンテスト是非応募して下さいね。
投稿: いはもと | 2006年6月20日 (火) 19時49分
今、答え合わせしました。
やったー!全問正解です。
でも、正直、知っていたのは7問だけでした。
というより、「未来への飛行コンテスト」は今回はじめて知った。(^_^;)
投稿: こばちゃん | 2006年6月14日 (水) 21時07分