「いはもと」の宇宙を語ろう！＜新装版＞

４月１日からH-IIAロケットの打上げサービスが、JAXAから三菱重工業（MHI）に民間移管されました。我が国のロケット打上げ産業もいよいよビジネスとして、本格的に国際市場に参入していくことになります。そして、その一環として、今朝の新聞各誌にあったように、アリアンスペースともアライアンスを組むようです。

http://www.mhi-ir.jp/news/sec1/200704244575.html

このアライアンスにより、人工衛星会社に対して、共同で打上げ提案をして行くことになるようですが、衛星会社にとっても柔軟な打上げが期待できるので、メリットがありますね。

ちなみに、今夏に打上げ予定の月周回衛星「SELENE」が、民間移管後の初の商業サービスになります。この打上げを成功させて、商業受注に弾みをつけてもらいたいと思ってます。

さて、いよいよ今年の夏打上げ予定のJAXAの月周回衛星SELENEの愛称募集が始まりました。

https://www.selene-aisho.jp/

月は、日本人にとってとても親しみがあり、馴染みのある天体です。うさぎさんが餅をついたり、かぐや姫が帰っていったり、唄ったり、月光仮面がやってきたり、萩の月もおいしいです。

なので、この愛称キャンペーンどんな応募があるかとても楽しみです。是非是非応募して下さいね。

ところで、今日筑波宇宙センターに打合せに行ってきたのですが、H-IIロケットの実機がセンターの入ってすぐの所に、どどーんと飾られていました。そういえば、来週末２１日は筑波宇宙センターの施設公開です。こちらも楽しみですね。

http://www.jaxa.jp/visit/tsukuba/index_j.html

ちなみにその他の各地でもやってます。是非訪れてみてください。

http://www.jaxa.jp/visit/index_j.html

久しぶりの投稿です。

新年度を迎え、我が産学官連携部も、部長を始め多くの人事異動があり、すっかり模様替えです。新しい体制で心機一転頑張ろうと思ってます。

さて、今年はスプートニクの打上げから５０年ということもあり、「国際太陽系観測年」となっています（と今日、教わりました・・）。

通称、「IHY（International Heliophysical Year）2007」とのこと。IHY2007の目的は、太陽や太陽系の現象、地球との相互作用をドライブする物理的なメカニズムを探求することで、太陽、地球、太陽系の物理プロセスに関する理解を深め、国際連携により、世界一般に、宇宙科学及び地球科学の素晴らしさを示すことにあるようです。

メーリングリストもあるようなので、興味ある方は登録してみて下さいね。（英語ですが・・）

http://ihy2007.org/mail_list.shtml

IHY2007の詳細は、

http://www2.nict.go.jp/y/y223/sept/IHY/IHY.html

まで。（こっちは日本語！）