野口宇宙飛行士長期滞在決定
本日、野口宇宙飛行士のISSへの長期滞在が決まりましたね。しかも、6ヶ月も滞在します。
http://www.jaxa.jp/press/2008/05/20080514_iss_j.html
日本の実験モジュール「きぼう」の構成要素も次々に打ち上げられ、いよいよ宇宙に日本の領土(?)ができた感じでしょうか。ちなみに法律上はどうなっているかというと、宇宙ステーションへの参加国間の条約である宇宙基地協定(通称IGA)の中で、「きぼう」は日本の管理・管轄権が認められています。
http://www.jaxa.jp/library/space_law/chapter_4/4-2-2-16/4-2-2-165_j.html
http://www.jaxa.jp/library/space_law/chapter_4/4-2-2-16/index_j.html
例えば、「きぼう」の中で犯罪を犯すと、他の国の宇宙飛行士であっても日本の法律で裁かれることになります。要は、領土ではないですが、「きぼう」内は、日本国内ということになるんですね。
話は戻りますが、今回の野口宇宙飛行士のフライトはロシアのソユーズ・ロケット。これまで日本人では、TBS秋山豊寛さんしかソユーズに乗ってませんから、初めて、米国とロシアのロケットの両方に乗ります。しかも長期滞在!
また野口さんの宇宙でのユニークなパフォーマンスが見れるのは、とても楽しみです。
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コメント
>橋本さん
今、月・火星についてはなかなか一国での開発は難しく、実際に国際協力が主流になっています。生きているうちに火星に行きたいですよね。
投稿: いはもと | 2008年5月17日 (土) 01時58分
ISSに「きぼう」が取り付けられ日本の宇宙開発も本格的になってきましたね。
国際協力で作られているISSはまさに世界平和の象徴ですね。
宇宙開発と当して世界がもっと協力しあって火星までいけたらいいですよね。
投稿: 橋本和樹 | 2008年5月14日 (水) 22時10分