宇宙飛行士になるなら日本!
一昨日、国際宇宙ステーションに搭乗する日本人宇宙飛行士候補者の応募数が発表されました。男性839名、女性124名の合計963名です。この内、3名が選ばれるとして、競争率は321倍です。結構高い倍率です。
ちなみに星出宇宙飛行士は、以前、講演会などで、「選抜試験の熾烈な競争を勝ち抜いて、合格したのですよね」と言われると、「宇宙飛行士より、モーニング娘。になる方が倍率が高くて大変」と言ってました。まあ、全盛期のモー娘には、2~3万人の応募があったそうなので、確かにそうかもしれませんが・・。
で、同じ時期に欧州宇宙機関(ESA)でも宇宙飛行士の募集をしていました。
http://www.esa.int/esaCP/SEM3ZTRHKHF_index_0.html
こちらの応募数は、なんと8413名だそうです。欧州17カ国の合計ではありますが、ものすごい倍率です。
国際宇宙ステーション利用率が日本が12.8%で、欧州は8.3%ですから、宇宙ステーションに滞在できるのも、日本人が年間6ヶ月に対し、欧州は、年間4ヶ月に過ぎません。それだけ多くの時間、日本人は宇宙にいられます。
ということで、宇宙飛行士になるなら、日本人がとても有利のようです。今回は応募しそこなってしまったので、次回は頑張ろうかな!
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コメント
>橋本さん
宇宙に仕事で行くというより、観光って感じですね。自分が元気な内に、普通に宇宙空間に住める時代にしたいですね。
投稿: いはもと | 2008年7月 1日 (火) 21時16分
宇宙飛行士にならなくても気軽に誰でも宇宙にいける乗り物そして時代が来たらいいなと考えています。
きぼうが宇宙に上がるまでは、宇宙はとても遠い存在でしたが、最近ではとても身近に感じています。
今後も技術が発展して生活と宇宙が身近に感じられれたらいいですね。
投稿: 橋本和樹 | 2008年6月28日 (土) 09時36分