いのちのリレー
「この忙しい時に!」って、言われそうですが、月曜・火曜とお休みをいただいて、広島に行ってまいりました。目的は、自分のルーツを知ることです。
「宇宙は137億年前に誕生し、その後、地球ができ、生命が育まれ、現在の人類がある。そして、これからも我々人類は、このいのちを次世代に紡いでいくことが大切だ。」などと、私は講演会でしゃべるのですが、考えてみれば、自分の先祖がどういう処で何をしていたかすら、殆どしらない。これは、宇宙のことを語る前に、まず自分のいのちのリレーを知らなきゃ、ということで父親の故郷である広島に行ってきました。
今回たまたま父親と一緒に京都に行く用事ができたので、父親にお願いして、広島を案内してもらいました。プライベートで広島に行くのは36年振り、しかも父親と二人で旅行するのも初めてです。
広島に着いてからは、本家、分家、お墓などを案内してもらいました。まあ、住所も分かっているので、そんな大層な旅ではないのですが、レンタカー借りてあちこち回り、広島市内であるにも拘わらず、山の中にある本家と先祖代々の墓に着いた時は、自分の血はこういう所から繋がっているんだと、感無量でした。また、広島で暮らしている親戚の方々に会うことができたのも、嬉しかったです。遠く離れ暮らしていて、殆ど会うことが無かった人たちとの血のつながり、いのちのリレーを実感することができました。何よりも、二日間一緒にいて、父親についても、その歩んだ人生についても知ることができたのは、自分にとって大きなことでした。
いつか、自分の子ども達も大きくなった時、こういう風に自分の歴史について彼らに語る機会があるのかなあ、と思いつつ、自分のルーツを知り、なんか新鮮な気持ちになった今回の旅でした。
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コメント
はい、私は高校から寮に入っていたので、こんなに父親とお話したのは、始めてに近いかも知れません。私も歳をとって、父が理解できるようになったからかも知れませんね。
投稿: いはもと | 2009年7月10日 (金) 20時49分
息子と父親 大きくなってからは中々話す機会も少なくなるのに 有意義な時を過ごせて良かったですね
投稿: なみへいオヤジ | 2009年7月 9日 (木) 20時04分