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2010年3月に作成された記事

2010年3月25日 (木)

今年度の宇宙教育テレビ終了

本日、無事に宇宙教育テレビの今年度の配信が終わりました。

今年は、月に2回も定期的に生配信を行うことができました。打上げ生中継から、各種特集まで、振り返ってみると全24回、よくもまあ、ネタが尽きないものだと・・・。というか、正直、まだまだやりたい内容はいっぱいありました。

キャストも、菊池おにいさん、こさくん、ドクター高木、こじこじ、とキャラクターも定着してきました。私も、時々、「宇宙おじさん」として出さしてもらいました。

さて、来年度は、コズミックスタジオをJAXA相模原キャンパスに移し、リニューアルを考えています。といつつ、これから考えるんですが・・・。

今年の宇宙教育テレビのアーカイブは、以下のページにありますので、お時間あるときにのぞいてみてください。初期と後期の出演者の慣れの違いとか、いろいろ楽しめますよ。

http://www.yac-j.or.jp/tv/

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2010年3月12日 (金)

佐治晴夫先生と、しまじろうと

昨日、鈴鹿短期大学学長で物理学者の佐治晴夫先生に、縁あってお話をさせていただく機会がありました。
佐治先生は、財団法人日本宇宙少年団(YAC)の理事でもあるので、もともとYACに関するご相談に行ったのですが、YACのことのみならず、いろいろ興味深いことをお話ししていただけました。
例えば、太陽系を探査したNASAの探査機ボイジャーに宇宙人へのメーセージとして、バッハの平均律プレリュードの曲や新宿の雑踏の音を載せた経緯や理由。宇宙連詩でご一緒した詩人谷川俊太郎さんや、ショパンピアノコンクールで優勝した辻井伸行さんとの話、数学と音楽の関係などなど、宇宙教育という切り口からのお話だったのですが、佐治先生の講演会を独占して聞かせていただいているような感じでした。また、語り口調や話の内容が魅力的で、大変感銘を受けました。
是非、子ども達にも佐治先生にお話をしていただく機会を持ちたいと思います。

話は変わりますが、先日、テレビ東京系列の朝の番組「はっけん、たいけん、だいすき!しまじろう」で、宇宙工作を紹介させていただく機会がありました。しまじろうと共演です。
3月15日(月)7:30-8:30(再放送:29日)に放映される予定なので、是非、お時間ある人は見てくださいね!どんな宇宙工作をするかは、お楽しみに!!
http://blog.benesse.ne.jp/hiroba/blog/tv/index.html

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2010年3月 2日 (火)

日本宇宙少年団という存在

ここのところ、日本宇宙少年団(YAC)の経営陣(理事や評議員)の方々を訪問して、来年度のYACの体制についての説明を行っています。

というのも、3月18日にYACの理事会と評議会が開かれ、来年度の事業計画と予算収支を決定しなければならないからです。YACの経営陣は、宇宙関連企業・機関や大学の先生など有識者から構成されているのですが、みなさん宇宙教育に対する意識がとても高いです。(経営陣なので、当然なのかも知れませんが・・。)

特に経営にあたっては、日本各地域における宇宙教育の拠点であるという前提のもと、まず子ども達の活動を第一優先に考えるよう、何人もの方に言われました。また、日本宇宙少年団は、宇宙の応援団であることをきちんと認識し、大切にしなければいけない、ということを改めておっしゃっていました。

日頃、業務をしていると、結構余計なことを考えてしまうのですが、いろいろお話を聞いて、YACの大きな目標を見失なわないことの大切さを改めて感じています。

日本宇宙少年団は、宇宙好きの子どもたちが集まる組織であり、日本の宇宙活動の応援団であり、宇宙分野のみならず次世代の日本を担う子ども達の集まりです。そして、明日を担う子ども達を育てたいというボランティアの方々が土日を返上して子ども達を指導しています。

私は職業宇宙人ですが、日本の宇宙活動は、こういう活動があってこそ、それに支えられて成り立っているんだ、としみじみ感じている今日この頃です。

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