宇宙教育プログラム開発中
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先ほど、「はやぶさ」カプセルが無事に回収されたとのニュースが入りました。本当に良かったです。そして、「はやぶさ」プロジェクト及び関係者の方々、お疲れ様でした。また、応援してくださった方々、本当にありがとうございました。
昨日は、呉(広島県)の的川先生のはやぶさに関する講演会を宇宙教育テレビで中継した後、新幹線に飛び乗り、相模原まで戻ってきて、宇宙教育テレビのはやぶさ帰還スペシャル番組の中継を行いました。
相模原の熱気は凄かったです。400名以上の方が、相模原に帰還の様子を見ようと来て下さっていたのですが、番組終了の深夜0時まで殆どの方が残っていて、「はやぶさ」情報が入る毎に会場が沸いていました。最後は、万歳三唱で締めくくりましたが、もの凄く嬉しい一体感が、相模原キャンパスを包み込んでいました。
昨日は、あまりネット情報なども見れなかったので、今日は朝から、テレビやらネットやらで情報を確認していましたが、改めて「はやぶさ」の偉業を認識しました。それは、最先端の技術だけではなく、「希望」や「勇気」をみんなの心に与えたことだと思います。宇宙政策の文書などでも「宇宙は、国民に夢や希望を与える」ものと書いてありますが、今回の満身創痍の「はやぶさ」の活躍を見て、そして、それに感動する多くの人を見て、字面だけでない何かを感じることができました。
カプセルは、18日に相模原キャンパスに到着すると聞いています。サンプルが入っていることを期待していますが、何よりも今回感じた「はやぶさ」の冒険に対する想い、宇宙に対する想いを今後も大切にしたいと感じています。
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いよいよ、「はやぶさ」の地球への帰還カウントダウンが始まりました。JAXAでも特設ページが設置されています。
さて、この「はやぶさ」ですが、2003年5月9日にM-Vロケットで、内之浦から打ち上げられました。この頃は、まだ、宇宙開発事業団(NASDA)と宇宙科学研究所(ISAS)の統合前なので、ISASとしての打上げでした。(JAXAになったのは、この年の10月です。)
目的地は、小惑星イトカワ(1998SF36)。その軌道は安定しておらず、地球や火星の軌道と交差するような軌道になっているそうです。
(詳細は、http://www.isas.jaxa.jp/j/snews/2005/1026.shtml)
そもそも、火星と木星の間を中心として小惑星帯があり、ここから出発した隕石が地球に降ってくるそうなのですが、イトカワは、この中でも近地球型小惑星と呼ばれる地球軌道の近くを回っているものとのこと。
はやぶさは、このイトカワに行き、表面を観察するとともに、表面の岩のカケラをサンプルとしてもって帰ってくるのが、その大きなミッションです。もちろん、ただサンプルを持って帰ってくるだけではなく、小惑星探査のために必要となるイオンエンジンやサンプル回収技術を実証することも重要な目的です。
で、地球の重力を利用して加速するスイングバイなどをしながら、2005年9月12日にイトカワの上空20kmに到着、その後、各種観測をして、1回目着陸したのが11月20日、しかし、カケラの採取ができず、26日に2回目の挑戦。カケラが取れたかは未定ですが、その後、イトカワを離れて、地球へ。
なんか、こう書くと数行ですが、実際には、みんさんも知っているように、着陸の際にも、帰還の際にも、いろいろなトラブルが発生して、通信も出来なかったり、はやぶさ自身も満身創痍で、大変なミッションです。それ故、関係者の思いも、また一段と深いんですよね。
予定では、今週末、2010年6月13日、日本時間23時ごろにオーストラリアのウーメラ立入制限区に回収カプセルが着陸です。関係者は、既にオーストラリアに向かっていますが、カプセルが無事に回収できることを願っています。カプセルにカケラが入っているかは分かりませんが、世界で初めて、小惑星に行って、地球に帰ってくるミッションです。
はやぶさくんにも、最後の一ふんばり頑張ってもらいたいと思います。
もっと、はやぶさを知りたい人は、是非、以下のページも見てくださいね。
「はやぶさ君の冒険日誌2010」
http://www.isas.jaxa.jp/j/enterp/missions/hayabusa/fun/adv/index.shtml
「はやぶさ帰還ブログ」
http://twitter.com/Hayabusa_JAXA
「はやぶさ、地球へ JAXA特設サイト」
http://hayabusa.jaxa.jp/
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先ほど、宇宙教育テレビの野口宇宙飛行士帰還中継が無事終わりました。
たった一人で、どうなるかと心配でしたが、みなさんのお陰でなんとか最後まで配信することが出来ました。ご協力ありがとうございました。この場で、御礼申し上げます。
そして、何よりも野口聡一宇宙飛行士が元気な姿で帰ってこれたのが良かったです。美味しそうに林檎もかじってましたね。宇宙では、新鮮なものが殆ど食べられないので、美味しかったと思います。日本に帰国したら、最初に何を食べるんでしょうかね。
シャトルの退役に伴い、今後のJAXA宇宙飛行士もロシアでの打上げ、帰還が中心になりますが、いろんなことがアメリカとは違うので、今回いろいろ勉強できたと思っています。システムや技術だけでなく、人との付き合い方も、米国とロシアでかなり違いますしね。
何はともあれ、野口さんお帰りなさい! そして、このミッションを支えてくださった多くの方に、私からもJAXA職員として御礼申し上げます。
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明日、JAXA野口聡一宇宙飛行士が、宇宙ステーション(ISS)から帰還します。
野口宇宙飛行士は、昨年の12月21日午前6時52分、ロシアのソユーズロケットで打ち上げられました。
その後、約5ヶ月間の宇宙滞在を行いました。サンタクロースでISSに到着して以来、宇宙ステーションの運用・維持管理や各国の各種実験、ISS組立てなどのハードな任務をこなす一方、Twitterで数多くの写真を紹介したり、豆まき、ひな祭りなど日本の文化を世界に紹介してくれました。テレビにも宇宙ステーションから出演し、彼のおかげで宇宙がかなり身近になったのではないかと思います。
明日、野口宇宙飛行士は、日本時間午前9時5分に帰還用のソユーズ宇宙船で宇宙ステーションから離脱し、午後0時27分にカザフスタンに着地する予定です。
で、宇宙教育テレビでも中継を行う予定なのですが、問題は、菊池おにいさんも、コサくんも出張で、私が久しぶりにMCで出演ということ。現在、ゲストを交渉中ですが、状況によっては、一人になる場面もあるかも・・・。ということで、インターネットを通して、みなさんと盛り上がりたいと思いますので、宇宙教育テレビへのカキコミもよろしくお願いしますね!!
http://www.yac-j.or.jp/tv/post.html
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