オニヤンマ確保
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「宇宙教育」という言葉は、かなり定着してきた気がします。
ただ、その意味するところは、まだ人によってまちまちで、
1.宇宙に関して学ぶこと。
2.宇宙飛行士や宇宙エンジニアを育てること。
3.宇宙という素材を用いて、人間教育をすること。
などが思い浮かぶと思います。
で、我々JAXA宇宙教育センターが推進している宇宙教育は、・・・・・
3番です。
1番、2番の方が、ニッチな世界で、特色があると思うのですが、「宇宙」という大きいものを相手にしている以上、その宇宙の中で、人間がどのようにあるべきか、我々の地球をどのように守るか、人類そして地球上の生命体がどのように進化していくのか、などと大上段なことも考えつつ、
日常生活の中で、宇宙を感じ、宇宙という素材から、好奇心、冒険心、匠の心を育てていくのが宇宙教育だと思っています。
そして、この宇宙教育が、次世代を担う子供たちを育てます。
また、宇宙を素材にする社会教育活動だからこそ、宇宙関係者だけではなく、広く宇宙教育ボランティアや日本宇宙少年団(YAC)などの運動も広がっていくのだと思っています。
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昨日、久しぶりに宇宙のプチ講演をしました。
日本宇宙少年団(YAC)千葉スペースボイジャー分団の会長交代式での基調講演で、
「あかつき」について話しましたが、YACの子ども達は本当に宇宙に詳しいです。
何故、金星が夜中に見えないか、金星が英語でVenusということ、などなど流石です。
この会長交代式では、リーダーと団員の表彰も行われました。
団員の表彰は、YACの活動をしっかりやった、ということだけではなく、
空手で県の代表に選ばれたとか、日本最年少で植物の知識に関する資格をとったとか、
子ども達の普段の活動そのものを評価するもので、
大変素晴らしいと思いました。
千葉スペースボイジャー分団は、結団してまだ1年経っていませんが、
今後の活動が大変楽しみです。
講演の話にもどりますが、最近、宇宙教育テレビで「宇宙おじさん」として
出演しているので、講演でも今回から「宇宙おじさん」ということで、
講演をさせてもらいました。
宇宙というと専門的で、「先生」といイメージがあるので、
もう少し親しみを感じてもらうためです。
昨日は、宇宙教育テレビを見てくれている人も多くいたせいか、
「宇宙おじさん」とみんなも呼んでくれ、
少し定着したかなと思います。
ぼちぼち昔のように、講演の機会を増やそうかな。
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山崎直子宇宙飛行士が、宇宙から募集した宇宙俳句が選定されました。山崎宇宙飛行士のコメントともに選定された37点が発表されました。
それぞれの句を読んでみてみると、正直、宇宙という素材が、人々に大きな心、宇宙の視点をを提供しているということを感じました。山崎さんのコメントも含めて、なんか一つ一つ読んでみると元気が出ます。そして、ほのぼのと温かい気持ちになりました。
http://iss.jaxa.jp/iss/19a/yamazaki/haiku/result.html
将来、実際に宇宙に行って、みんなで俳句大会を開催できたら良いですね。
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6月25日~26日と、筑波宇宙センターの閉鎖環境試験設備を使ったプログラムの開発を泊まりがけで行いましたが、先週末に、いよいよ最初の成果を利用して、第0回筑波スペースキャンプを実施してきました。
今回は、プログラムの検証を目的に行ったために、実際に中学生に参加してもらったものの、第0回としました。
閉鎖環境試験設備というのは、宇宙ステーションでの滞在を模擬してつくった居住・実験棟で、要するに、中に入ったらミッションが終わるまで外に出れないという施設です。これは、もともと宇宙飛行士の最終選抜試験用につくられたもので、選抜試験では、10人の宇宙飛行士が外部から遮断されて、この中で1週間生活しました。
で、今回のキャンプの参加者は、中学生8名。内訳は、男子7名に、女子3名で、土曜日の16時から日曜日の10時まで約18時間をここで過ごしてもらいました。
ほとんどの参加者が初対面で、初めは大丈夫かなあ、と心配しましたが、夕飯の頃までには、みんな打ち解けていました。
プログラムの詳細については、企業秘密ですが、彼らのチームワークを試したり、予想外のアクシデントが起きたりと、宇宙飛行士さながらにミッションをこなしていました。一番心配だったのは、年頃の男女が一緒で大丈夫かということで、この点については、念入りに監視体制を作りましたが、思いのほか何も無く、安心しました。逆にわかったのは、中学生は、学年差による精神面の成長の差が大きく、まさに子供から大人への転換期であることを実感しました。(一応、私も中学2年生の子供がいるのですけどね・・・。)
ということで、2週続けてのプログラム開発だったのですが、それなりの成果が出たように思います。担当者のK島さんも、4日間も家に帰れず頑張ってくれました。プログラムを完成させた後、正式にスペースキャンプの募集案内も出せると思います。
K島さん始め、関係者のみなさん、お疲れ様でした。
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