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2011年2月に作成された記事

2011年2月28日 (月)

STS-133 ディスカバリー号最後のフライト

日本時間2月25日午前6時53分に打ち上げられたスペースシャトル・ディスカバリー号は、無事、国際宇宙ステーション(ISS)にドッキングしました。

現在、ディスカバリー号で宇宙に運ばれたロボノート2(R2:ロボット宇宙飛行士)も、ISSに設置されたようで、STS-133のミッションは順調に進んでおります。

今回のミッションは、このR2(R2-D2意識してる?)の運搬の他、恒久的多目的モジュール(PMM)や補給キャリア(ELC-4)などの運搬・設置も重要なミッションです。日本人宇宙飛行士が搭乗していないので、注目度もそんなに高くないようですが、日本の宇宙実験ミッションも一緒に宇宙に運ばれました。

 

それにしても、今回で、ディスカバリー号が最後のフライトというのは、非常に感慨深いです。日本人宇宙飛行士では、向井さん、若田さん(2回)、野口さん、星出さん、山崎さんが、ディスカバリー号で宇宙に行きました。

改めて調べてみると、エンデバー号では、毛利さん(2回)、若田さん(2回)、土井さん、コロンビア号には、向井さん、土井さん、アトランティス号には日本人宇宙飛行士がゼロですから、日本人に一番親しまれている機体ではないでしょうか。で、そもそも日本人宇宙飛行士は、スペースシャトルに13回も乗っているんですね。この数字にはちょっと驚きました。毎回、新鮮な感じでフライトを見守っていたのですが、「チリも積もれば・・」という印象です。

 

今回のディスカバリー号の打上げ時、「宇宙教育テレビ」のインターネットライブ配信でも喋ったのですが、私はスペースシャトルに憧れて、この宇宙業界に入ったのですが、以来20年間、まだ、一度もスペースシャトルの打上げが見れておりません。大好きなディスカバリー号の最後の打上げも完了し、残りはあと2回。打上げは、もう見に行けないかなあ・・・。

このことがとっても心残りです。

そうそう、ディスカバリー号は、帰還後、スミソニアン博物館に飾られることが決まっているそうです。こちらは、きっと将来見に行けそうな気がします。

 

 

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2011年2月18日 (金)

若田宇宙飛行士、宇宙ステーションの船長に!

昨日、若田光一宇宙飛行士が、平成25年末から国際宇宙ステーションに長期滞在することと、
コマンダー(船長)として任命されたことが発表されました。おめでとうございます!
http://www.jaxa.jp/press/2011/02/20110217_wakata_j.html
 
若田宇宙飛行士とは、何度かお話したことがありますが、まさに「人格者」です。
技術や語学その他の面で優秀なことはもとより、いつも明るく元気で、礼儀正しく、
頼りがいがあって、かつ気さくで、
今回、船長に選ばれて、「驚いた」というよりは、「やっぱり」という印象です。
若田さんは、万国共通で信頼されているんですね。
 
以前、ある地での講演会のあと懇親会があって、若田さんを囲んで
みんなで和気あいあい飲んでいたのですが、
酔っぱらった方が、お酒をこぼしてしまいました。
その時、みんな、ぼけっとしている中、
若田さんが真っ先に、布巾を持ってきて床を拭いていました。
どんなに有名になっても、こういう動きができるのは凄いと思ってしまいました。
日本宇宙少年団(YAC)でも、若田さんは子ども達やリーダーに人気が高いです。
 
1年前、YACで「宇宙飛行士になった子どもたち」という本をつくりましたが、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4265801900/sixapart-22
そんな若田さんの子ども時代の様子がわかります。
小さい頃から、しっかりしていたんですね。
 
何はともあれ、とても嬉しいニュースでした。
 
 

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2011年2月13日 (日)

雪洞

20110213
米沢に遊びに来ています。家の前に積もった雪を掘って雪洞遊びです。
いはもと拝@mobile

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