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2011年10月29日 (土)

日本史の中の宇宙

宇宙というトピックスは、理科の教科書には多く取り上げられています。理科以外では、宇宙飛行士の話が英語の教科書に出てたりするそうですが、歴史としてはどのくらい取り上げられているのかなあと、中学生の息子の歴史教科書を見てみました。
結果は、言わずもがな、という感じではあります。最近の出来事だから載っていないのかといえば、インターネットやEメール、携帯電話の話題はあったので、まだ歴史上の出来事としては認識されていないということでしょうか。

ということで、勝手に、日本史の教科書にのり、私大の入試にも出題されて良さそうな項目を考えてみました。
1.ペンシルロケットの打上げ(1955)
 日本が、独自の宇宙開発を開始した記念すべき出来事。
2.「おおすみ」の打上げ(1970)
 日本が、ロシア、アメリカ、フランスに次ぐ、世界で4番目の人工衛星打上げ国になった。世界に日本の技術力を示した重要な出来事。
3.「きぼう」の打上げ(2008-2009)
 日本が、宇宙空間にも拠点を拡大した記念すべき出来事。
4.「はやぶさ」(2003-2010)
 日本の技術力を国内外に示し、日本を元気づけるとともに、
 宇宙ブームをおこした、日本人として記憶に残しておきたい出来事。

日本史という観点で厳選すると、こんな感じでしょうか。ペンシルロケット打上げは、「宇宙へ行く(19)ぞ、GOGO(55)」と年代暗記ですね。

 

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宇宙と文化」カテゴリの記事

コメント

>おつさん、こんばんは。
JAXAの広報の職ということですが、現状は、職員が2〜3年のローテーションで担当しているので、広報だけの採用というのはしていないと思います。広報のスタッフは、国の機関ということもあり、一般の企業に比べて、ものすごく少人数でやっているのですが、最近でいえば、3本もある「はやぶさ」映画の協力支援や、新聞/テレビなどメディアからの取材、各種講演会の対応、一般から問い合わせ対応、展示施設の運営など、担当がフル回転してもまだ足りないくらいの状況です。頑張っていますが、確かにすべてにおいて満足できる状態ではないかもしれませんね。
教育という観点では、宇宙教育センターというのがあり、日本全国で宇宙教育活動を行っています。また、関連団体で、日本宇宙少年団(YAC)や「子ども・宇宙・未来の会」(KU-MA)というのもありますので、ネットで調べてみて下さい。おつさんと同じ多くの大学生が、ボランティアとして宇宙教育活動に携わっています。

投稿: いはもと | 2011年11月18日 (金) 01時03分

岩本さん、こんばんは!

僕は、子供の頃から宇宙に漠然と興味がある私大文系学部2年生の男子です。

記事に関係のない話で大変恐縮ですが、先日授業でつくば宇宙センターへ見学に行きました。そこで実施している見学会に参加させていただいたのですが、説明ばかりで正直退屈な見学会で小さい子供達がとても退屈そうにしていたのが印象的でした。(批判してしまいすみません)

そこで、僕は子供達に夢を与えることのできるJAXAの広報の仕事がしたいと思うようになりました。

JAXAで広報の職に就くためにはどのようなプロセスを踏めばよいのか、また、広報は実際にどんな仕事をしているのか是非教えて頂きたいです。

また、大学では宇宙がテーマの少人数授業をとっていて僕は「宇宙、子供、夢」をテーマに学生目線で実践的な取り組みをしようと考えています。漠然としていますが、何か関連する情報をお持ちでしたら頂けると非常に嬉しいです。

長文大変失礼しました、お答えいただければ幸いです。

投稿: おつ | 2011年11月15日 (火) 01時29分

>なつ子さん
こんばんは。先日、来年の道徳の教科書に宇宙が載るという話を聞きました。いろんな教科で取り上げてほしいですね。

投稿: いはもと | 2011年11月12日 (土) 22時38分

はじめまして。
大学のゼミで、国際政治の視点から見る宇宙開発を勉強しています。
わたしも義務教育で、宇宙史を勉強したことはありませんでした。
授業でも、もっと宇宙に興味を持つきっかけを作って欲しいですね。

年号の覚え方、非常に面白かったです!

投稿: なつ子 | 2011年11月 9日 (水) 02時47分

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