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2012年7月に作成された記事

2012年7月12日 (木)

「宇宙って面白いの?」

ちょっと前になりますが、7月4日にJAXAシンポジウム行ってきました。

https://www.science-event.jp/jaxasympo2012/
私は、「しずく」の展示解説員として、会場に行ったのですが、驚いたのは、「しずく」ファンの人がいっぱいいたこと。「「しずく」好きなんです」と言って、模型の写真をとってくれていました。

もう一つ、嬉しかったのは、缶サット甲子園で頑張っていた高校生たちが、シンポジウムを観に来てくれていたのですが、彼らが大学に進んでからも、ハイブリットロケット開発など、熱い情熱を持って、宇宙技術の研究を頑張っていること。このまま突き進んで欲しいと思いました。

 

さて、話変わりますが、星出宇宙飛行士のフライトがいよいよ今週末になりました。これに合わせて、「もしドラ」の著者である岩崎夏海さんが、同級生の星出宇宙飛行士とともに、宇宙について語った本が出版されることになりました。

タイトルは、「宇宙って面白いの?」。

http://www.bookclub.kodansha.co.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2175339

Uchu_2_3 ちょこっと、岩崎さんと私の対談も載っていますので、興味ある方は、お手に取って読んでみて下さいね。

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2012年7月 2日 (月)

「しずく」、A-Train軌道に投入完了!

平成24年5月に種子島宇宙センターから打ち上げた第一期水循環変動観測衛星「しずく」(GCOM-W1)が、平成24年6月29日に、A-Train軌道の所定の位置に投入されました。

http://www.jaxa.jp/press/2012/07/20120702_shizuku_j.html

 

A-Trainというと、私の中では名曲「A列車で行こう!」が頭の中で鳴り始めるのですが、今回のA-Trainは、The Afternoon Constellationのことで、約700kmの高度を、各国の複数の地球観測衛星が列をなして、10分おきに同じ地点を観測します。

 

複数の人工衛星の飛び方が、列車の車両をイメージすることから、A-Train。地球のある地点から宇宙を見上げると、頭の上を、人工衛星たちが列車の車両が通り過ぎるように、ガタンゴトン(実際はスーっと、だと思いますが…)と飛んでいきます。

Constellation(隊列)をTrain(列車)と表現するところが粋ですよね。

 

 

 

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