GPM/DPRの初観測画像
2月28日に種子島から打ち上げられた人工衛星GPM/DPRの初観測画像が公開されました。
GPM/DPRというのは、全球降水観測計画/二周波降水レーダのことです。
GPM主衛星というのをNASAが開発して、搭載ミッションである二周波降水レーダをJAXAが開発しました。
名前だけ見ると凄く難しい衛星のような気がしますが、先日、知り合いの某Y先生が、TVを見ていたら、GPM主衛星のことを「気象衛星」と紹介していたよ、というのを教えてくれました。
確かにGPMは、天気予報の精度を良くするので「気象衛星」と言った方が分りやすかもしれません。そして、搭載されているレーダは、雨雲の雨の強さを観測する「雨雲スキャン」。
ということで、JAXAの最新の「気象衛星」の「雨雲スキャン」の初観測画像をご覧くださいませ。
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コメント
お返事ありがとうございました!
今までとは違い大学は新たな刺激が多く、
単に「宇宙開発がしたい」という壮大な夢だけでは駄目だと改めて痛感していますf^_^;)
いはもとさんがおっしゃられたような例えば宇宙ホテルや価格と安全性、そもそも民間人が宇宙に行きたいのか等、宇宙観光について具体的な問題点が見えてきました…!
ありがとうございました!
まだまだ未熟者ですが、自分の専門分野と合わせてもっと宇宙開発を勉強し、宇宙観光の課題とその解決方法を自分なりに考えていく4年間にしたいと思います。
投稿: わん | 2014年4月 9日 (水) 17時19分
>わんさん、大学入学おめでとうございます。
いろいろな経験をして、充実した4年間にしてくださいね。
さて「観光」ですが、まさに、これは人が、行ってみたい、触れてみたい、知りたいという好奇心の具現化だと思います。今、宇宙の業界では、「宇宙観光」というのが有人宇宙活動を推進するひとつのキーワードになっていて、宇宙ホテルや宇宙旅行の実現により、安全かつ低価格な輸送が可能となる、もしくは、逆に、安全かつ低価格の輸送が宇宙観光を実現することになります。
宇宙飛行士ではない一般の人が宇宙に行ってみて、何をしたいか何ができるか、また行きたいか、というのを探るのが、まさに宇宙観光、宇宙旅行の一つのお題であると思います。
投稿: いはもと | 2014年4月 3日 (木) 14時22分
こんにちは。
いきなりすみません、
数年前にこのブログでいはもとさんには大変お世話になった者です。
当時高校生で文理選択に迷っていた私に、いはもとさんはコメント欄にとても丁寧なアドバイスをしてくださいました。
改めて、その節はありがとうございました。
その後私はいはもとさんのように文系から宇宙開発にアプローチすることを決意し、この度春から立教大学観光学部に進学します。
〝観光を学ぶ〟ことを通して、最終的にはそれを宇宙開発に繋げられたらと思っています。
とは言ってもやはり分野が分野なので
自分から積極的に行動しないと宇宙開発分野には関われないので、学生のうちがチャンスと思い色々探し中なのですが、なかなか…
とりあえず近々開催のシンポジウムに行ったりそのアルバイトをしようと考えていますが。。
そこでぜひ、
いはもとさんが考える宇宙分野の〝観光〟
またJAXAや世界の宇宙開発分野での〝観光〟…
その立ち位置・現状やビジョンについて、これからこの道を歩み始める者としていはもとさんの率直なご意見をお伺いしたいと思い、コメントしたしだいです。
もしご迷惑でなければ、返信いただけると嬉しいです。
長文失礼しました。
投稿: わん | 2014年4月 3日 (木) 00時50分