カテゴリー「ロケット打上げ・衛星関連」の記事

2014年10月27日 (月)

だいち2号 SARデータの利用提案 第2版を掲載しました。

だいち2号のソリューションブック(利用提案)。だいち2号の初画像を含めた第2版を発行しました。

衛星データを利用したビジネスを考えている方は、是非ご覧ください。

英文バージョンもあります。

http://www.sapc.jaxa.jp/use/index.html#SOLUTION_BOOK

 

 

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2014年5月24日 (土)

だいち2号、これからです!

今日、無事「だいち2号」が宇宙に打ち上がりました。

みなさん応援ありがとうございました。
 
そして、これからが「だいち2号」の本番です。まず各種機器を所定の位置にを展開し、その後、軌道上でキチンと動作するか、予定通りのデータがとれるか、半年かけて確認します。
私の担当する「だいち2号」の利用推進活動も6ヶ月後のデータ配布に向け本格化します。気持ちを引き締めて頑張りたいと思います!
 
ちなみに今日、私は、科学未来館でのパブリックビューイングに参加し、数百人の来場者と打上げを見守りました。大スクリーンで、とても綺麗な打上げが見れました。そして衛星分離の時のみなさんの拍手がとても嬉しかったです。
参加頂いたみなさん、スタッフの皆さん、ありがとうございました。
 
 
 
 

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2014年4月20日 (日)

衛星データをあなたなら何に使いますか?

昨日、筑波宇宙センター特別公開、無事終了しました。多くの方に来ていただきありがとうございました。

さて、本業の方ですが、ファンファンJAXAで、衛星データ利用推進の動画ニュース作ってもらいました。衛星が身近に使われている事例を紹介しています。

そして、新しい衛星データの利用方法を考えついた方は是非連絡くださいね。

ちなみに、収録が朝早かったので、前半は固い雰囲気を醸し出しています…。もっと精進が必要です…。

 

 

 

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2014年3月26日 (水)

GPM/DPRの初観測画像

2月28日に種子島から打ち上げられた人工衛星GPM/DPRの初観測画像が公開されました。

GPM/DPRというのは、全球降水観測計画/二周波降水レーダのことです。

GPM主衛星というのをNASAが開発して、搭載ミッションである二周波降水レーダをJAXAが開発しました。

名前だけ見ると凄く難しい衛星のような気がしますが、先日、知り合いの某Y先生が、TVを見ていたら、GPM主衛星のことを「気象衛星」と紹介していたよ、というのを教えてくれました。

確かにGPMは、天気予報の精度を良くするので「気象衛星」と言った方が分りやすかもしれません。そして、搭載されているレーダは、雨雲の雨の強さを観測する「雨雲スキャン」。

ということで、JAXAの最新の「気象衛星」の「雨雲スキャン」の初観測画像をご覧くださいませ。

http://youtu.be/C8mSEH4anEg

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2014年2月15日 (土)

衛星データをビジネスで利用しよう!

ブログの移行、写真など含め無事完了しました。ちょっと、ほっとした感じです。

 
さて、昨年11月、衛星利用推進センターに異動して、衛星データ利用の推進(ビジネスインキュベーション)を担当することなりましたが、先週(2/12)、インキュベーション施策の一つである衛星データ利用の公募を発出することができました。
 
この公募は、JAXAと企業が連携して、新しいビジネスモデルを構築することを目的としています。JAXAは、衛星データを無償で企業グループに提供、技術的なアドバイスも行い、企業さんと一緒に新しいソリューション(課題を解決する)ビジネスを立ち上げます。提供する衛星データは、JAXAのものに限りません。
ビジネスの内容は、どんなものでもOKです。衛星データをビジネスとして、より上手に活用して頂いて、今後の衛星ビジネスのモデルとなるような提案が出てくることを期待しています。
 
公募の詳細は、こちらです。
 
3月14日が応募〆切です。みなさんのご応募をお待ちしています。
 
 

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2013年9月 2日 (月)

『E-Search ~地球観測衛星データサイト検索システム』の仮公開

夏休みをまだ半分しか消化していないのに、もう9月になってしまいました。

この夏は、暑くて かつ 早いです…。

 

さて、今週、衛星利用推進サイトに新しいコンテンツである

E-Search ~地球観測衛星データサイト検索システム』を仮公開しました。

正式公開は、11月末の予定です。

本システムは、人工衛星が観測した各種データを提供するJAXAの各Webサイトを横断的に検索できるシステムで、利用分野や観測対象からサイトを検索できるのが特長です。

衛星データ利用のための窓口にして利用してもらいたいと思います。

http://www.sapc.jaxa.jp/e-search/

 

なお、衛星データ以外の情報を含めて、一般向けに「JAXAの歩き方」という冊子もありますので、こちらも併せてご利用くださいね。

http://www.jaxa.jp/archives/db/tebiki_j.html

 

 

 

 

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2012年7月 2日 (月)

「しずく」、A-Train軌道に投入完了!

平成24年5月に種子島宇宙センターから打ち上げた第一期水循環変動観測衛星「しずく」(GCOM-W1)が、平成24年6月29日に、A-Train軌道の所定の位置に投入されました。

http://www.jaxa.jp/press/2012/07/20120702_shizuku_j.html

 

A-Trainというと、私の中では名曲「A列車で行こう!」が頭の中で鳴り始めるのですが、今回のA-Trainは、The Afternoon Constellationのことで、約700kmの高度を、各国の複数の地球観測衛星が列をなして、10分おきに同じ地点を観測します。

 

複数の人工衛星の飛び方が、列車の車両をイメージすることから、A-Train。地球のある地点から宇宙を見上げると、頭の上を、人工衛星たちが列車の車両が通り過ぎるように、ガタンゴトン(実際はスーっと、だと思いますが…)と飛んでいきます。

Constellation(隊列)をTrain(列車)と表現するところが粋ですよね。

 

 

 

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2011年5月20日 (金)

エンデバー号の思い出

最近、TwitterやFacebookをたまに書くと、どうも気分だけブログを書いた気になって、こちらが実際にお留守になっています。

なので、久し振りにブログにさわります。

 

最近の宇宙関係の出来事としては、「だいち」の運用停止がJAXAにとっては、大きいですが、私とっては、スペースシャトルの残り少ない運用が大きな話題です。

 

以前、このブログでも(数ヶ月前)書きましたが、私が宇宙の業界にいるのは、スペースシャトルの影響が大です。1981年の4月12日、スペースシャトルの初打上げ(STS-1)、当時中学生の岩本少年は、テレビの前に釘付けでした。着陸は2日後の真夜中だったと思いますが、眠い目をこすりながら、その滑空してくる勇姿に感動しました。

この時に、将来、日本でもスペースシャトルを打上げたい、と思ったのが、この業界に足を踏み入れる大きなキッカケになりました。

 

宇宙開発事業団(NASDA)に入ったのは、TBSの秋山さんがロシアから宇宙に行った直後の1991年です。最初の配属は、計画管理部宇宙実験プログラム室というところで、まさに、毛利衛宇宙飛行士や向井千秋宇宙飛行士が宇宙へ行き、実験をするためのプログラムを管理する部署でした。これらは、宇宙ステーション計画の一環として実施されていました。

記念すべきNASDA初、スペースシャトルでの毛利さんのフライトは、1992年9月12日。現在の「宇宙の日」ですが、私は、この日に向けて予算や計画の管理、そしてプレスや役所の対応などを行う、全体計画のマネージメント部隊の一員でした。

で、毛利さんのフライトは、NASDAとして初めての有人宇宙活動ですから、すべてのマスコミも注目していますし、それこそ打上げ直前は、ありとあらゆる質問が、新聞社、雑誌社、テレビ局、国会議員、役所等々からやってきて、その対応などで、滅茶苦茶忙しい日々を送っていました。

例えば、「スペースシャトルに窓は何個あるの?」、「毛利さんは、打上げ時に窓の外は見れるの?」、「毛利さんの眠るベットはどうなっているの?」、「ミッドデッキって何?」などなど。今でこそ、何人も日本人がスペースシャトルに乗って、写真も映像もあり、説明できますが、当時は、実際に乗った日本人はいないし、手元にある資料は、英語のシャトル解説本一冊。インターネットも普及しておらず、今、考えるとあの状況でよく、対応できたなと感心してしまいます。まあ、アメリカの駐在員事務所にもフル稼働してもらいましたが・・・。

また、シャトルのみならず、「事故ったら、どうするんだ。」とか、「保険は掛けてるの?」とか、「宇宙へは出張なの?」とか、「毛利さんは何時間働くの?」とか、初めてのことだったので、本当にいろいろ聞かれた気がします。加えて、新聞記事に書かれたことに、更に確認の質問が入ったりして・・。また、それとは別に、毛利さんの活動レポートや飛行計画をフォローもして、関係各所に連絡するなどの仕事も並行して対応してました。いやー、繰り返しになりますが、ミッション中の一週間、その前後と滅茶苦茶大変でした。

 

で、その時の機体が「エンデバー」。

 

フライト中の一週間は、上記の対応などもあって、毎日エンデバー号、そして毛利さんの活動を詳細に見続けました。 向井さん以降は、経験値も上がり、ここまでは大変でなかったので、私にとっては、兎に角、記憶に残るミッションであり、機体であります。

 

それが今から19年前。私も歳をとりましたが、エンデバー号も歳を取ったんですね。

エンデバー号の、地球への最後の滑空を見るのを楽しみにしています。

 

 

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2010年12月11日 (土)

人工衛星100

今、家に帰ってきたら先日注文していた本「宇宙と地球を視る人工衛星100」(中西貴之著)が届いていました。
まだ手に取ったばかりですが、この本は、日本の衛星を中心に海外の衛星も含め100個の衛星を紹介していて、1衛星を見開き1ページで説明しているのですが、文系の私でも分かりやすく頭に残ります。
なんかJAXAが出してもおかしくない内容で、こういう本が普通に書店に並ぶというのは、人工衛星が社会に浸透してきた証だと思います。そういう時代になってきたんですね。
 
 

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2010年9月29日 (水)

はやぶさ出発

20100929
相模原キャンパスの実物大はやぶさ模型が、今日から東北大学へ出張です。
いはもと拝@mobile

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