だいち2号 SARデータの利用提案 第2版を掲載しました。
だいち2号のソリューションブック(利用提案)。だいち2号の初画像を含めた第2版を発行しました。
衛星データを利用したビジネスを考えている方は、是非ご覧ください。
英文バージョンもあります。
http://www.sapc.jaxa.jp/use/index.html#SOLUTION_BOOK
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だいち2号のソリューションブック(利用提案)。だいち2号の初画像を含めた第2版を発行しました。
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今日、無事「だいち2号」が宇宙に打ち上がりました。
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昨日、筑波宇宙センター特別公開、無事終了しました。多くの方に来ていただきありがとうございました。
さて、本業の方ですが、ファンファンJAXAで、衛星データ利用推進の動画ニュース作ってもらいました。衛星が身近に使われている事例を紹介しています。
そして、新しい衛星データの利用方法を考えついた方は是非連絡くださいね。
ちなみに、収録が朝早かったので、前半は固い雰囲気を醸し出しています…。もっと精進が必要です…。
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2月28日に種子島から打ち上げられた人工衛星GPM/DPRの初観測画像が公開されました。
GPM/DPRというのは、全球降水観測計画/二周波降水レーダのことです。
GPM主衛星というのをNASAが開発して、搭載ミッションである二周波降水レーダをJAXAが開発しました。
名前だけ見ると凄く難しい衛星のような気がしますが、先日、知り合いの某Y先生が、TVを見ていたら、GPM主衛星のことを「気象衛星」と紹介していたよ、というのを教えてくれました。
確かにGPMは、天気予報の精度を良くするので「気象衛星」と言った方が分りやすかもしれません。そして、搭載されているレーダは、雨雲の雨の強さを観測する「雨雲スキャン」。
ということで、JAXAの最新の「気象衛星」の「雨雲スキャン」の初観測画像をご覧くださいませ。
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ブログの移行、写真など含め無事完了しました。ちょっと、ほっとした感じです。
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夏休みをまだ半分しか消化していないのに、もう9月になってしまいました。
この夏は、暑くて かつ 早いです…。
さて、今週、衛星利用推進サイトに新しいコンテンツである
『E-Search ~地球観測衛星データサイト検索システム』を仮公開しました。
正式公開は、11月末の予定です。
本システムは、人工衛星が観測した各種データを提供するJAXAの各Webサイトを横断的に検索できるシステムで、利用分野や観測対象からサイトを検索できるのが特長です。
衛星データ利用のための窓口にして利用してもらいたいと思います。
http://www.sapc.jaxa.jp/e-search/
なお、衛星データ以外の情報を含めて、一般向けに「JAXAの歩き方」という冊子もありますので、こちらも併せてご利用くださいね。
http://www.jaxa.jp/archives/db/tebiki_j.html
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平成24年5月に種子島宇宙センターから打ち上げた第一期水循環変動観測衛星「しずく」(GCOM-W1)が、平成24年6月29日に、A-Train軌道の所定の位置に投入されました。
http://www.jaxa.jp/press/2012/07/20120702_shizuku_j.html
A-Trainというと、私の中では名曲「A列車で行こう!」が頭の中で鳴り始めるのですが、今回のA-Trainは、The Afternoon Constellationのことで、約700kmの高度を、各国の複数の地球観測衛星が列をなして、10分おきに同じ地点を観測します。
複数の人工衛星の飛び方が、列車の車両をイメージすることから、A-Train。地球のある地点から宇宙を見上げると、頭の上を、人工衛星たちが列車の車両が通り過ぎるように、ガタンゴトン(実際はスーっと、だと思いますが…)と飛んでいきます。
Constellation(隊列)をTrain(列車)と表現するところが粋ですよね。
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最近、TwitterやFacebookをたまに書くと、どうも気分だけブログを書いた気になって、こちらが実際にお留守になっています。
なので、久し振りにブログにさわります。
最近の宇宙関係の出来事としては、「だいち」の運用停止がJAXAにとっては、大きいですが、私とっては、スペースシャトルの残り少ない運用が大きな話題です。
以前、このブログでも(数ヶ月前)書きましたが、私が宇宙の業界にいるのは、スペースシャトルの影響が大です。1981年の4月12日、スペースシャトルの初打上げ(STS-1)、当時中学生の岩本少年は、テレビの前に釘付けでした。着陸は2日後の真夜中だったと思いますが、眠い目をこすりながら、その滑空してくる勇姿に感動しました。
この時に、将来、日本でもスペースシャトルを打上げたい、と思ったのが、この業界に足を踏み入れる大きなキッカケになりました。
宇宙開発事業団(NASDA)に入ったのは、TBSの秋山さんがロシアから宇宙に行った直後の1991年です。最初の配属は、計画管理部宇宙実験プログラム室というところで、まさに、毛利衛宇宙飛行士や向井千秋宇宙飛行士が宇宙へ行き、実験をするためのプログラムを管理する部署でした。これらは、宇宙ステーション計画の一環として実施されていました。
記念すべきNASDA初、スペースシャトルでの毛利さんのフライトは、1992年9月12日。現在の「宇宙の日」ですが、私は、この日に向けて予算や計画の管理、そしてプレスや役所の対応などを行う、全体計画のマネージメント部隊の一員でした。
で、毛利さんのフライトは、NASDAとして初めての有人宇宙活動ですから、すべてのマスコミも注目していますし、それこそ打上げ直前は、ありとあらゆる質問が、新聞社、雑誌社、テレビ局、国会議員、役所等々からやってきて、その対応などで、滅茶苦茶忙しい日々を送っていました。
例えば、「スペースシャトルに窓は何個あるの?」、「毛利さんは、打上げ時に窓の外は見れるの?」、「毛利さんの眠るベットはどうなっているの?」、「ミッドデッキって何?」などなど。今でこそ、何人も日本人がスペースシャトルに乗って、写真も映像もあり、説明できますが、当時は、実際に乗った日本人はいないし、手元にある資料は、英語のシャトル解説本一冊。インターネットも普及しておらず、今、考えるとあの状況でよく、対応できたなと感心してしまいます。まあ、アメリカの駐在員事務所にもフル稼働してもらいましたが・・・。
また、シャトルのみならず、「事故ったら、どうするんだ。」とか、「保険は掛けてるの?」とか、「宇宙へは出張なの?」とか、「毛利さんは何時間働くの?」とか、初めてのことだったので、本当にいろいろ聞かれた気がします。加えて、新聞記事に書かれたことに、更に確認の質問が入ったりして・・。また、それとは別に、毛利さんの活動レポートや飛行計画をフォローもして、関係各所に連絡するなどの仕事も並行して対応してました。いやー、繰り返しになりますが、ミッション中の一週間、その前後と滅茶苦茶大変でした。
で、その時の機体が「エンデバー」。
フライト中の一週間は、上記の対応などもあって、毎日エンデバー号、そして毛利さんの活動を詳細に見続けました。 向井さん以降は、経験値も上がり、ここまでは大変でなかったので、私にとっては、兎に角、記憶に残るミッションであり、機体であります。
それが今から19年前。私も歳をとりましたが、エンデバー号も歳を取ったんですね。
エンデバー号の、地球への最後の滑空を見るのを楽しみにしています。
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今、家に帰ってきたら先日注文していた本「宇宙と地球を視る人工衛星100」(中西貴之著)が届いていました。
まだ手に取ったばかりですが、この本は、日本の衛星を中心に海外の衛星も含め100個の衛星を紹介していて、1衛星を見開き1ページで説明しているのですが、文系の私でも分かりやすく頭に残ります。
なんかJAXAが出してもおかしくない内容で、こういう本が普通に書店に並ぶというのは、人工衛星が社会に浸透してきた証だと思います。そういう時代になってきたんですね。
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