22年ぶりに・・・。
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師走になると急に時間が経つのが早くなる気がします。
毎回、出張報告のような感じになってしまいますが、秋田での「きりたんぽ」は、秋田在住の方々が、この店に行ったら、もうほかには行けないというほどの、美味しいというお店で食べさせてもらいました。実際、滅茶苦茶美味しかったです。仕事の方は、宇宙教育センターの中村さんがブログに書いてくれました。
http://edu.jaxa.jp/blog/2007/11/20/post_77.html
その後、山梨の北杜市や山梨市、種子島などにも行ってまいりました。また、この合間に上野の国立科学博物館に行き、「大ロボット展」を見せてもらい、関係者にご挨拶させていただきました。特にHONDAのアシモ劇場は、ただただその技術力に驚きました。
さて、話はちょっと変わりますが、最近、日本宇宙少年団(YAC)の目標として、「「宇宙時代の地球人」の育成」というものを掲げました。YACは、宇宙飛行士や宇宙技術者を目指す人だけを育成するのではなく、宇宙的視野で、宇宙のこと、地球のこと、そして仲間のことを考えることができる次世代の若者を育てたいという思いです。YACで活動を行うことで、科学だけではなく、いのちや地球の大切さを感じてもらいたいと思っています。
今、この目標のもと、新生YACをつくろうと思っています。勿論、今までも自発的に活発に活動している分団もあるので、それは、今までどおり頑張ってもらうのですが、今後、新しい分団を作りたいという人やなかなか活動がうまくいかない分団を、支援するためのプログラムをつくりたいと思っています。
ちなみに、分団というのは、日本国内で124もあり、各地域ごとにリーダーを中心に月に1~2回の活動を行っております。
そういえば、先日、JAXAが宇宙教育リーダーを支援するための公募を開始しました。私も宇宙教育リーダー(SEL)に認定されましたので、それを使って分団活動を支援しに行こうかしら・・・。
http://edu.jaxa.jp/news/20071204.html
http://edu.jaxa.jp/news/20071203.html
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日本宇宙少年団(YAC)に来て、早1ヶ月が経ちました。
YAC分団は全部で124分団ありますので、全て回るのはなかなか難しいのですが、時間が許す限り出向いています。
先月は、大宮の宇宙劇場を本拠地にしている、さいたま支部ペガサス分団と四国香川分団を訪問してきました。最近はJAXA宇宙教育センターと一緒に仕事をしており、四国の出張の模様は、教育センターの中村さんがブログに書いてくれていたので、そちらを見ていただきたいと思います。
http://edu.jaxa.jp/blog/2007/11/01/post_73.html
で、今は、名古屋に来ています。ミッションは、名古屋にある大同工業大学で開催されているJAXAリーダーズセミナーの支援です。リーダーズセミナーというのは、JAXA宇宙教育センターが「宇宙教育リーダー」を育てるために実施しているセミナーで、このセミナーを受講すると「宇宙教育リーダー(SEL)」として認定されます。SELに認定されると、JAXAから最新の宇宙情報を入手でき、また、各地で宇宙教育に関する活動を、JAXAの支援を受けながら、実施することができます。YACは、このセミナーの事務局をやっているのですが、YACのリーダーにもこのSEL認定を取ってもらおうと頑張っています。
そこで、私自身も、今回、受講生としてセミナーにも参加させてもらいました。セミナーは、今日と明日の2日間にわたって開催されているのですが、今日は、「宇宙教育の目標」、「こどもの理解について」、「活動カリキュラムの立て方」、「活動の安全対策」などにつき講義を受けました。講師の先生方の個性あふれるユニークな講義で、宇宙教育とは何か、どう子供たちを指導して行くかなど多くのことを学ぶことができました。宇宙教育のみならず、社会教育に携わる方々には是非聞いていただきたい内容でした。
明日の講義が終われば、私もSELです。今年度は全国18箇所で開催する予定ですので、みなさんも是非、参加されてはいかがでしょうか。
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YACに来て2週間が経ちました。業務の状況もだんだんと分かってきました。そこで、実際に教育の現場に行くこととし、14日、15日と北海道に行ってきました。
14日は、室蘭市青少年科学館に行き、JAXA主催のコズミックカレッジのお手伝いです。子供たちに真空状態やロケットの説明をし、実演します。また、ホバークラフトの製作も実施しました。子供たちが真剣にものを作る様子がとても印象的でした。この会場となった室蘭市青少年科学館も和気藹々とした雰囲気で、展示だけでなく手作り感あふれていて、活気あふれる場所でした。コズミックカレッジの後、佐藤副館長にお話を伺いましたが、この雰囲気に惹かれてか、常に子供たちが集まる場所になっているとのことでした。
その後、室蘭から少し離れた、白老(しらおい)分団の毛笠分団長、坂本さん、新岡さんを訪問し、北海道の分団取りまとめである藤島さんにもおいでいただき、分団の現状を聞きました。白老町では、子供たちが減っていて、野球やサッカー、塾などの課外活動をするにも、掛け持ちのような状況でなかなか大変そうです。
15日は、室蘭工業大学の棚次先生を訪問して、この地区の理科教育の状況をお聞きした後、地元で長年理科教育をされていた宮重先生に、美味しい室蘭ラーメンをご馳走になりながら、北海道の理科教育の状況をお伺いできました。
最後に室蘭分団の上村分団長に現状と今後の方向性についてお伺いして、今回のミッションが終了しました。
JAXAは技術の現場でしたが、宇宙教育は、まさに人と人のつながりだというのが、今回の分団訪問の感想です。子供が減ってきている現状も改めて認識しました。宇宙教育は奥が深いです。また、関係者の方々の努力にも頭が下がります。
今後、宇宙教育をさらに真剣に考えていきたいと思います。
最後になりましたが、今回、訪問させていただいたみなさんありがとうございました。
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